数寄屋造りとモダンが癒合した邸宅レストランで味わう
旬の京野菜や魚介類を五感で楽しむ“創作和食”。
北山通りから川端通りをわずかに北へ。閑静な住宅街に建つ邸宅が、北山モノリスだ。2,600㎡もの広大な敷地内には、比叡山延暦寺阿弥陀堂の造園を手がけた庭師による日本庭園が広がる。傍らを流れる高野川、五山の送り火「法」で知られる松ヶ崎東山を借景に、春は桜、秋は紅葉と四季折々の自然が楽しめる。
ここで味わえるのは、旬の京野菜や魚介類を中心とした、“五感で楽しむ”創作和食。彩り豊かな懐石料理は、季節ごとに内容が変わり、冬季は聖護院蕪や海老芋、京人参などを使ったメニューが登場する。中でも特徴的なのは、名物の釜炊き御飯。1組ずつ窯で炊きあげた季節の御飯をまずはそのまま、頃合いを見てお好みで出汁茶漬けに。
もともとは結婚式場だが、平日のランチを中心にレストランとして開放している北山モノリス。数寄屋造りとモダンが融合した邸宅で、上質な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
取材・文/junko ikeuchi
京都 北山モノリス 公式ウェブサイト
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